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遺言書の効力とは

2020/11/15

遺言書という言葉は聞いたことがあると思いますが、なんとなく「お金持ちの人が遺産の配分について書くもの」と
認識しているのではないでしょうか。
実は遺言書には様々な効力があるんです。そんな遺言書の効力について説明していきます。
▼遺言書の効力とは
遺言書の効力をいくつか紹介していきます。
■遺族が遺産で争わないようにする
遺言書では、遺産の分割を遺言者が決めることが出来ます。
遺言書を書かかなかった場合は、法定相続分といって相続人(配偶者や子)が目安とされている遺産を取得することになります。
遺言書に「この人にこれくらい渡そう」「この人には遺産を渡さない」と記載しておくと、遺言書の内容が優先されます。
■遺言の執行を決められる
遺言書に書いた内容を執行してもらうように「遺言執行者」を選ぶことが出来ます。
特に不動産の名義変更(相続登記)などの手続きは、遺言執行者を決めておくことで、相続がスムーズに進みます。
■相続財産の遺贈ができる
遺産は基本的に、法定相続人である配偶者や子に相続されますが、友人や団体など第三者にも遺産を分割したい場合、
遺贈することができます。
▼遺言書が無効になるケース
遺言書には「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」と3つの種類があります。
種類ごとに遺言書が無効になってしまうケースを紹介します。
■自筆証書遺言が無効になるケース
・パソコンで書かれている
・自分で書かれていない箇所がある
・日付、署名、押印が抜けている
自筆証明書遺言は、自分で書いた遺言書のことをいいます。上記のような場合は無効になる可能性があります。
■公正証書遺言が無効になるケース
・公証人が不在の場で作られている遺言書だった
・証人になることが出来ない人が立ち会った
公正証書遺言は、公証人に遺言内容を伝え、遺言を作成してもらう方法です。
証人になれる人の条件も決まっているので注意してください。
■秘密証書遺言が無効になるケース
・遺書本文に使用している印鑑と封筒に使用した印鑑が異なっている
秘密証書遺言は、遺言の内容を誰にも明らかにせず、公証人に提示して処理をしてもらうという遺言書です。
公正証書遺言が無効になるケースと理由は同じで、あとは本文と封筒に使う印鑑は同じものを使うと覚えておいてください。

遺言書の効力について紹介しました。
文面では分かりずらい部分もたくさんあるかと思います。
効力については他にもありますので、気になる方は是非一度ご相談ください。