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養育費の相場は?

2021/05/01

「離婚したいけど子供を育てるお金が十分にあるだろうか…」「養育費の相場ってどれくらい?」
と養育費について不安がある方も多いのではないでしょうか。これからの生活に関わる事なので、離婚を決断する前に確認しておきたいですよね。
今回は養育費の相場についてまとめました。
▼養育費とは
そもそも養育費とは、未成年の子供が社会的自立をするまでの教育費・食費・医療費などの費用のことを言います。
子供が健康で文化的な生活をする上で、必要となる全ての費用を含んでいるため、支払いは親の義務とされています。
あくまで子供のための費用であり、親権を持った親が自由に使えるお金ではないので注意してください。
▼養育費の相場
養育費の相場は「養育費算定表」が基準となります。
養育費を算出するための基準になるものは以下です。
・義務者の年収
・権利者の年収
・子供の年齢
・義務者と権利者が自営であるか給与所得者か
※権利者=養育費を受け取る側、義務者=養育費を支払う側
義務者の年収が高いほど、支払う養育費の額も上がり、年収が低いと、下がります。
また義務者だけではなく、権利者の年収も関係しており、権利者の年収が高いと貰える養育費の額は下がります。
子どもの年齢は、0~14歳と15歳~19歳で異なり、子供の年齢が15歳以上になると養育費が高くなります。
例えば子供1人(0~14歳)で権利者の年収が100万円だと、
義務者の年収200万円:2~4万円
義務者の年収400万円:4~6万円(自営の場合6~8万円)
義務者の年収600万円:6~8万円(自営の場合8~10万円)
上記の条件の権利者が、月額で貰える養育費はこのようになります。
この養育費算定表は、裁判所のホームページでも閲覧できるので、ご自身の状況の相場を確認してみてください。
▼養育費について詳しく知りたい方は司法書士に相談を
養育費の相場について紹介しました。
自分たちの場合はいくらなのか、相手から養育費を確実に受け取りたいという方は、是非一度ご相談ください。
実績のある行政書士がお客様の悩みにお応えします。